センチメンタルジャーニー
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板倉-藤岡-小山-結城-下館-真岡-笠間-茂木-緒川-常陸大宮-常陸太田-日立市と、高速道路を利用せず一般道を利用して3時間半ぐらいのドライブとなった。
実家に寄る前に、ちょっと常陸多賀の街を散策。子供のころから通っていたおもちゃやさんのかざみは、健在だった。
普段は、おもちゃを買うほどのお小遣いの持ち合わせのないボクたちは、お金がなくとも土曜日の午後や日曜日には、よく通ったものだ。サンタの来ることがなかったボクは、正月のお年玉で、好きなおもちゃを買うのが楽しみだった。魚雷船ゲーム・消える魔球付きの野球盤・サッカーゲーム(コーナーキック付きのは買えなかった)・電子ブロック・ブーブークッション・人生ゲーム・笑い袋・モデルガン・サンダーバードのプラモデル・タイガーマスク人形・・・・。あこがれのおもちゃは、全部手に入れられことはなかったものの、他の子の持っているおもちゃは不思議と欲しくなり、やっとの思いで買えたおもちゃも、手に入れるとすぐに飽きてしまうものだった。
ちょっとお城を意識してデザインされた建物は、ボクたちの夢が詰まったおもちゃ天国だった。
かざみの裏の通りをちょっと行くとかどに、アイスキャンディーを売っていたかどやがあった。ここもまた健在で、建物も昔のままで、お菓子を陳列してる棚も昔のままのようだ。アイスキャンディーはやめてしまったようでソフトクリームに代わったようだ。
常陸多賀の街から、母校河原子中学校に寄ってみた。校門からみる校舎も体育館も昔のままだった。車でゆっくりと学校のまわりの道をアイドリング走行しながら、あそこが、音楽室・理科室・技術室とあの頃と変わらない様子だった。
休み時間に走り回っていた中庭や、2階のテラス。校舎を見てるとその頃の自分が思い浮かびちょっとセンチメンタルな気分になった。