東京タワー オカンとボクと、時々、オトン リリー・フランキー
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東京タワーは、重松さんのその日の前にと同じように、リリーさんのお母さんが最後には癌で亡くなる。その日の前には、読書感想文の課題図書になるような本だが、東京タワーは、我々の年代のようなおとなの課題図書になる本だ。
30歳以上の人におすすめする。学生時代に五木寛之さんの青春の門を読んだ私は、同じ九州の筑豊が出てくるこの物語を、現代版の青春の門のように思えた。そして、母は偉大だなぁと感じられずにはいられなかった。また、主人公のイメージは、ラジオで時々九州弁を話す福山雅治さんにダブらせてしまうのは私だけだろうか?
リリー・フランキーさんの公式サイト
東京タワー通信
リリー・フランキー Wikipedia